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Thursday, January 20, 2022

美味しくフードロスを削減!廃棄ピザ生地を食べて育ったコオロギを使用したピザをメニュー化。:時事ドットコム - 時事通信

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[株式会社エコロギー]

株式会社エコロギー(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO: 葦苅 晟⽮、以下エコロギー)はベトナムの大人気ピザレストランであるPizza4P'sの海外初出店舗となるカンボジア店で廃棄される残渣をコオロギの餌として有効活用、再資源化する実証事業を開始したことをお知らせいたします。
実証ではカンボジア店のフードロスである廃棄ピザ生地をエコロギーがカンボジアで生産するコオロギの餌として有効活用。このコオロギの粉末がスパイスとしてトッピングされたピザがPizza4P'sカンボジア店にて商品化されました。

実証事業について

エコロギーはフードロスを有用な資源に転換できる雑食性の昆虫コオロギを活用して、カンボジアから資源循環型の食料生産システムの確立を目指しています。廃棄物問題が深刻化するカンボジアでゼロウェイストの店舗コンセプトを掲げているのがPizza4P'sカンボジア店です。現在、カンボジア店でゼロウェイストを実施するうえで、最も多くの食材ロスが出るのがピザ生地です。ピザ生地は、発酵不備やトレーニング等で出てしまう廃棄量が多く、カンボジア店の生ごみ全体に占める割合も高いものです。そこで、エコロギーは廃棄ピザ生地をコオロギの餌として有効活用する実証実験を開始いたしました。

販売商品について

実証実験をもとに生産されたコオロギは独自技術で粉末に加工。このコオロギ粉末がスパイスとしてトッピングされたピザ「Smoked Fish and Egg, served with Cricket spice-Creative reuse waste pizza」がカンボジア店でメニュー化にいたりました。こちらのピザはサステナブルな新メニューとしてカンボジア店の限定メニューになります。

エコロギーが作る資源循環の仕組み

エコロギーはカンボジアからコオロギを活用した資源循環型の食料生産システムの確立を目指しています。現在、カンボジアの食品工場やレストランなどから廃棄されるフードロスを年間約80t回収し、それらを独自にブレンドしてコオロギ生産の餌を開発しています。
エコロギーでは、このたびの実証成果を、昆虫コオロギを活用したフードロス削減を目指すモデルとして広く発信し、サステナブルな社会の実現に努めてまいります。

会社概要

株式会社エコロギー(ecologgie Inc.)は、早稲田大学での昆虫コオロギの研究成果により創業した早稲田大学発ベンチャー企業です。“地球と生命が、食を通じて健やかになる持続可能な生態系を創る”というビジョンの実現のために、未利用資源である昆虫の用途開発を行います。現在はカンボジアでコオロギを量産し、それを食品や飼料としてグローバルに販売しています。
会社名:株式会社エコロギー(ecologgie Inc.)
URL:https://ecologgie.com/
本社所在地:東京都新宿区西早稲田 1-22-3 早稲田大学インキュベーションセンター12室
代表取締役:葦苅 晟矢
設立:2017年12月1日
事業内容:昆虫コオロギの養殖生産および昆虫コオロギを活用した食品、飼料の開発・製造・販売

【本件に関するお問い合わせ先】
e-mail:info@ecologgie.com

企業プレスリリース詳細へ (2022/01/20-17:17)

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