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Tuesday, February 18, 2020

マヨネーズ・ドレッシング特集:万能・汎用性で裾野拡大 | 日本食糧新聞電子版 - 食の情報源

旺盛な野菜摂取意向を背景に需要を獲得。品質・おいしさ・フレーバー戦略は世界屈指

旺盛な野菜摂取意向を背景に需要を獲得。品質・おいしさ・フレーバー戦略は世界屈指

●サラダ向け、選択心理が変化か

マヨネーズ・ドレッシング市場は旺盛な野菜摂取意向を背景に需要を獲得。定番市場として売場を構築するとともに、近年では調理用途やソース使いなど万能・汎用(はんよう)性を生かした裾野拡大も進んでいる。一方で、特にドレッシングではサラダ周りの競争激化を背景に、元祖・サラダ調味料としての課題も浮上。今春は各社から注目の新商品が続々登場し、世界屈指の品質・おいしさ・フレーバー戦略で上昇基調を図りたい。(村岡直樹)

●19年生産量は微減

全国マヨネーズ・ドレッシング協会の調査によると、19年(1~12月)のマヨネーズ・ドレッシング類の国内生産量は、18年比0.2%減の40万9905tとわずかながら2年連続で前年を割った。ただしマヨネーズは久しぶりに明確な前年超えを記録、ドレッシングもスタンダードタイプは総じて好調に動いた。

生産減は18年の野菜相場高騰とは様相が異なり、販売環境や競合市場(特にサラダ周り)の台頭が影響。ドレッシングはノンオイルが、マヨネーズは健康訴求(カロリーオフなど)が減少し、両市場ともにスタンダード品が好調・堅調だったことから、従来までのカロリーを基準とする商品選択心理も変化したと思われる。

一方、伸びしろであるマヨネーズの万能性(料理用途)訴求、ドレッシングの汎用性(ソース使いなど)訴求は着実に拡大。特にマヨネーズはここ数年認知され、今後は本格的な実用段階に移行することが予想される。

多彩なメニュー提案にも注目したい。特にサラダ関連ではフードサービス分野でキユーピーが提案する「ペイザンヌサラダ」は要チェック。サラダの健康感はもちろん、肉や卵によるボリューム感、見た目の手作り感やカスタマイズ性などヒットの要因が揃う。家庭用でもサラダメニューは多様化が進み、各社ともに積極的に情報を発信。春野菜シーズンの活性化の後押しに期待したい。

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