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Tuesday, March 23, 2021

延岡学園高生考案ドレッシングが商品化 コンテスト金賞 - 朝日新聞デジタル

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 延岡学園(宮崎県延岡市)の高校生が考案したドレッシング「ビーツの真っ赤なソース」が商品化された。内閣官房の東京オリンピック・パラリンピック推進本部が主催するコンテストで最高位の大臣賞を受賞したのがきっかけ。さわやかな味わいと、鮮やかな色合いが評判を呼んでいる。

 生徒らが大臣賞に選ばれたのは、2020年に開催予定だった東京五輪に向け、昨年度に実施された「GAP食材を使ったおもてなしコンテスト」。五輪出場国のホストタウンにある高校などが主な対象。相手国の選手をもてなす料理を考える。全国40チームが出来栄えを競った。

 延岡学園がある延岡市はドイツのホストタウン。同校は柔道ドイツ代表の選手団に料理を提供した経験もある。県と市、県立農業大学校と連携し、調理科の22人がコンテストに臨んだ。

 五輪ドイツ選手への提供を想定し、延岡市の国際交流員カリナ・ブブリスさん(ドイツ出身)に助言をもらったり、農大で野菜の生産現場を見学したりし、栄養や味を研究。農薬の使い方や衛生管理など細かい基準があるGAP認証を受けた食材を用い、ドイツ料理に「和」のエッセンスを加え、スープ、煮物、ピザ、炊き込みごはんなど全27種のメニューを考案した。

 審査員を務めた料理評論家の服部幸應(ゆきお)さんは「相手国やアスリートの意見も交え、試行錯誤を繰り返した質の高い取り組み」とし、「農業大学校や地元企業と連携して商品化が進められ、今後の発展にも期待ができる」と評した。

 メニューのうち、ミネラルが豊富なビーツで作ったドレッシングを農大が商品化した。ビーツはドイツでは一般的な食材。生徒たちは農大産のビーツピューレに県産の米酢、延岡市産の食塩などを調合。酸味の利いた、目を引く赤色のドレッシングに仕上げた。

 生徒らが考案したレシピをもとに、農大生らが塩分濃度やpH値、保存法による退色具合などを分析し、材料の配合比を調整。街頭調査で消費者の声を聞き取り、容器の大きさやラベルにまでこだわった。

 商品名は「ビーツの真っ赤なソース」。現3年生の御手洗心咲(みさき)さんは「外国人アスリート向けという設定で、味や栄養バランスを考えるのが大変だった」と振り返る。商品を手に、「こうして形になってうれしい。先輩たちががんばってくれたおかげです」と話した。

 200ミリリットル入りで、税込み500円。農大と連携協定を結ぶ「ママンマルシェ高鍋」(高鍋町)で販売している。(浜田綾)

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