加賀にテークアウト専門のピザ店「燠火暖2（おきびだんツー）」（加賀市分校町、TEL 090-3159-4808）が開店して半年がたった。（小松経済新聞） 【写真】11月からの新メニューの一つ、「鮭＆オニオンピッツァ」 土建業社長の上木盛央さんがピザ作り、マーケティング会社社長の中井郁哉さんがデザインやPRを担当し、今年5月に本業の傍らオープン。まき窯の火を2人で長く見守っていきたいと、店名を決めたという。上木さんは6年ほど前に移動式のまき窯を自作し、イベントに出店販売しながらピザ作りの腕前を磨いてきた。初めて構えた実店舗には、小松・観音下の石を床石に使った2つ目の窯を設置。上木さんによると「珠洲のケイ藻土で囲っており、断熱効果が高く、900度の高温で短時間で焼き上げるため、しっとり感を残しながら外はカリッと仕上がる」という。 ピザには、味平かぼちゃやブロッコリー、白ネギ、金時草など加賀市産の「加賀九谷野菜」をトッピングし、大豆粉をベースにした手作りの生地で、糖質オフにこだわる。マルゲリータなどトマトソースの「ナポリピッツァ」のほか、オリジナルの和風ソースを使った「加賀ピッツァ」を考案。ベースは、加賀産の手作りみそやしょうゆ、塩こうじの3種類から選べる。価格はいずれも、Sサイズ＝880円、Mサイズ＝1,480円。じゃことみょうが、ブリのフレーク、へしこなど、酒のあてになるピザもあり、トッピングによって追加料金がかかる。 中井さんは「この店が、加賀の食材や地元の情報を発信するプラットフォームになれば。店のキャラクター『めめちゃん』のトートバックなどオリジナルグッズも制作する予定で、子どもから大人まで広く愛される店にしていきたい」と意欲を見せる。 営業は土曜・日曜・祝日の11時～19時。
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