ピザの生地をこねる児童生徒たち
【那須塩原】青少年向けの郊外体験活動「子どもカレッジ」が２日、西三島７丁目のボーイスカウト日本連盟那須野営場で開校し、市内の小中学生27人がピザ作りを行った。
野外での活動を通して子どもの「生きる力」を身に付けてもらおうと、市教育委員会が2023年度から開催。事前の応募で選ばれた生徒児童が対象で、本年度は４回の活動を予定している。
この日、生徒児童らは開校式で活動の目的や概要を聞いた後、五つのグループに分かれピザ作りを開始。サポート役を務めた宇都宮大の学生と共にピザの生地をこね、段ボールやアルミホイルを使ってピザ窯を作製した。その後、慣れない作業に苦労しながら各自で用意した具材をトッピングし、ピザを焼き上げた。
参加した大山小６年吉澤理公（よしざわりく）さん（11）は「新しい友達をつくりたいと思い参加した。生地をこねたのは初めてで印象に残った」と話した。
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