特産野菜ヤーコンなどを使った新ドレッシングを発売する市民団体の菊地代緒恵代表（左）ら＝野々市市本町で
◇市民団体 1.2.3Ｌａｂｏ
野々市市を中心に農家と農産物の六次産業化に取り組む市民団体「１．２．３Ｌａｂｏ（ひふみラボ）」が今月、市特産の野菜「ヤーコン」や加賀野菜の「二塚からしな」を使ったドレッシング「アンデスの雫（しずく）」を新たに完成させた。二十二日、同市本町の「にぎわいの里ののいち カミーノ」で開かれる「土曜やさい市」で発売する。（吉田拓海）
ドレッシングは、二塚からしなに由来する鮮やかな黄色が特徴。原料のほぼ全ては国産で、特に全体の約５０％は市内産のヤーコンを使用している。保存料は使わず、非加熱で作った。
タマネギやヤーコンの甘みを生かした風味で、ドレッシングや肉の味付けにお薦め。辛いのが苦手な人もおいしく味わえ、リンゴ酢の爽やかな酸味も楽しめる。ヤーコンには腸の働きを整える効果も期待できるという。注ぎ口が付いたビニール製の小袋（二百ミリリットル入り）で販売する。税別五百五十円。
「まずは地元の人に味わってほしい」との思いから、手頃な価格にした。菊地代緒恵（よしえ）代表は「家庭で手軽にヤーコンを味わってもらえれば」と期待する。二十二日の土曜やさい市以降の販売も検討している。
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