最近はスーパーで売られている冷凍やチルドのピザもかなりレベルが高くなってきたが、それでもレストランで食べられるピザと同じクオリティの物はない。
しかし、そんな概念をぶっ壊すような物凄いクオリティの冷凍ピザを作れる機械が川越市にある機械開発メーカーのツジ・キカイが製造しているというので、さっそく行ってみることにした。
画像をもっと見る■ピッツァを作る社員社内にあるショールームへ行ってみると、ちょうど社員の渡辺さんがピザを作っているところだった。ナポリ風のマルゲリータピッツァということで、期待も高まる。
ナポリピッツァは高火力で蓄熱性の高い薪窯で焼くのが本場だが、ツジキカイはそれと同様のピザが焼ける電気窯『イーナポリ』を開発。ピザを入れて90秒経つと…。
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■レストランで提供されるものと同レベルご覧の通り美味しいピザが焼ける。味も本格的なもので、レストランで提供されるものと同レベルの美味しさだ。
■本命のスゴい冷凍庫をチェックしかし、今回はピザを焼くオーブンを取材しに来たのではない。レストランと同様の味の冷凍ピザが作れるブレッド＆スイーツチラー『パティ』が本命だ。
ブレッド＆スイーツチラーと言っても普通の人はわからないと思うので超簡単に説明すると、超スゴい冷凍庫のようなものである。それに焼きたてのピザを入れ、しばらく冷凍すると…
■カチカチのピザ完全にカチカチの状態になる。焼きたてのピザをすぐ冷凍するなんてもったいない！ と思うかもしれないが、荒熱を取るとピザの水分が減り、冷凍して再度焼いても美味しくない状態になってしまうらしい。
このカチカチになったピザ、どう調理するのかというと、まず常温で30分ほど解凍する。その後の調理方法も、驚くべきものだった。
■フライパンで焼くだと！？なんとフライパンにアルミホイルを敷き、そこにおもむろにピザを投入。
あとはフタをして焼くだけ…って、こんな焼き方したらピザがベチョベチョになっちゃうんじゃないの！？
■大げさな表現ナシで絶品しかし、焼きあがったピザは裏面がこんがりサクサク、耳の部分はモチモチ、トマトソースとチーズは冷凍していない物と同じ食感で、まるで冷凍したとは思えない美味しさ。
あまりに感動して写真を撮り忘れるほどだったが、焼き立てのピザを美味しい状態で即冷凍することによりこの味が実現できたそうだ。?偽りなく、大げさな表現ナシで絶品だった。
■プロも認める高性能このイーナポリやブレッド＆スイーツチラー『パティ』は、世界一のナポリピッツァ職人・牧島昭成氏も採用しているほど、プロも認める高性能な機械。
プロの作ったピザをそのままの味で冷凍できるのだから、テイクアウトの需要が高まる今こそ使いたいアイテムかもしれない。一般人が使うには持て余してしまうが、飲食店従事者はチェックしておくといいかもしれない。
（取材・文／しらべぇ編集部・熊田熊男）
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August 26, 2020 at 08:30AM
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