ジャニーズJr.のTravis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)が11月3日(水)、東京・新橋演舞場で開催された主演舞台「虎者 NINJAPAN 2021」ゲネプロ公開・初日前会見に登壇。構成・演出を手掛けた滝沢秀明からの言葉を明かした。
「虎者 NINJAPAN」は、忍者をモチーフにした新時代の日本のエンターテインメントで、圧巻のダンスにトランポリン、殺陣、ショータイムと見どころ満載の舞台。
Travis Japanの単独主演全国公演として2019年に初演、2020年には新橋演舞場での公演や配信も成功させている。今回は、10月6日(水)から28日(木)まで京都・南座にて上演され、11月3日(水)から東京・新橋演舞場、愛知・御園座、広島・広島文化学園HBGホールでも上演される。
「虎者 NINJAPAN」も今年で3年目。宮近は、「始まった当初は3回もできるとは思っていなかったです」と率直に明かし、「感染対策をばっちりして、こういった状況下で生のステージをお届けできることに感謝です。こうして東京公演の初日を迎えられるのはうれしいですし、僕たちのパフォーマンスを皆さんに届けて、もっともっといろんな人たちにエネルギーを与えたい。それで、日本、世界が元気になればいいなと思って躍進します」と凛々しい表情。
本作のテーマは“仲間”だが、記者陣から「今回の舞台前に7人で誓い合ったことはありますか?」と聞かれると、川島が「今日の時点でみんなで決めたことないので、逆に今決めよう」と提案。すると、「仲良くする」(七五三掛)、「けんかしない」(吉澤)と答え、メンバーは爆笑。
今回の楽屋は、宮近、松倉、松田の3人、七五三掛と中村、川島と吉澤で分かれていると言い、川島は「分かれていても、ご飯とかは可能な時は一緒に食べて、仲良くできたらいいね」と笑顔で明かしていた。
今回の舞台では、メンバーが振り付けを担当。七五三掛、中村、川島、吉澤の4人が披露したセクシーなダンスの振りは、七五三掛が手がけた。七五三掛は「キャッチーなダンスを作ってみたいなと思って。その曲のサビの振り付けは、『GOOD』『BAD』の『BAD』を2つとって『BBダンス』と名前を付けました。しかも、そのダンスでかかっている曲は、『Bring Back』というタイトルでそれも“BB”。全部つながります」と満面の笑みで説明。
宮近がそのダンスを踊っているメンバーに「名前は知ってたの?」と聞くと、中村は「今初めて知りました」と苦笑しながら答え、宮近らが爆笑。しかも、川島が「名前を付けたのは俺なんですよ」とぶっちゃけ、七五三掛に冗談めかしながら「手柄をとろうとするんですよ!もう仲良くないですわ…」とぼやき、会場の笑いを誘っていた。
新曲「BIG BANG BOY」に込めた思い
劇中では、本公演のテーマソングにもなっている新曲「BIG BANG BOY」も披露。同曲はミュージックビデオも作られてYouTubeで公開されているが、川島は「うれしいですよね」と歓喜し、「僕たちの思いといろんな方が託してくれた思いを1つにまとめ上げた曲。いろんな自分たちのキャンバスに色を塗っていく、そして、“BIG BANG”していくというストーリー。『これで俺たちはやっていくんだ』という強い思いを込めて披露させていただいています」と感慨深い様子でコメント。
中村はそれを受けて、会見前に滝沢から声をかけられたことを口にし、「滝沢さんから『グループ自体が“BIG BANG BOY”になれ』と言われて。『それくらい大きな存在になってほしい』という意味を込めてくれてるのかなと思いました」としみじみ。また、七五三掛は同曲の歌詞が全部英語になることについてふれ、「勝手な俺の予想ですが、『世界に通用するグループになってほしい』という気持ちが込められてるのかなと思います」と胸を張った。
松倉と松田は同曲でラップも担当。松倉は英詞のラップについて「レコーディングしてきたときは『かっこいい』と言われて。僕、英会話を8年間習っていたので、耳が慣れてるのかなと思います」と自信を見せると、すかさず松田が「全然しゃべれないですけどね」とツッコミ。そんな松田は「川島大先生に英語を教えてもならいながら、ゆっくりゆっくり覚えていきました」と打ち明けていた。
今年6月にYouTubeのダンス専門チャンネル「+81 DANCE STUDIO」を開設するなど、ダンスパフォーマンスにも定評があるTravis Japan。
劇中はもちろんショータイムでも多彩なダンスを披露しているが、昨年からパワーアップしている点を聞かれると、吉澤は「ダンス」と胸を張り、「+81でいろんなダンサーさんからいろんなものを吸収して。それを(京都の)南座で出してきたので、新橋演舞場でもさらならパワーアップを見せたい」と気合十分に語った。
稽古は9月から始まったそうだが、七五三掛は「9月は、午前中に+81のレッスンを受けて、午後はこの舞台の稽古をしていました。練習量は今まで以上になると思います」と胸を張った。
激しいパフォーマンスついて記者陣から「脱いだらバキバキですか?」と質問されると、宮近は「この舞台は、実際に痩せます」と返し、吉澤は「1、2ヵ月で6㎏痩せました」と告白。宮近は「オールキャストの皆さん、体重が痩せていく。劇場が思いを持っていたら、千秋楽に『軽くなってるな』と思うはず」と話して笑わせ、「ハードなところにやりがいがある。皆さんその気持ちがあるからこそ、脂肪が燃焼できてるのかなと思う」とニヤリ。
一方、川島は、松倉がハマッているというバナナスムージーを楽屋で飲んでいるそうで、「プロテインと牛乳、生卵、バナナ、はちみつを入れてるんですけど、そのおかげで逆に体重が増えて、めっちゃ筋肉がつきました。僕で頑張ってプラスにしていきたいです」と明かし、みんなを驚かせていた。
最新情報は、「虎者 NINJAPAN 2021」公式サイトまで。
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