藤崎町のあさつゆファームが、自家製のミニトマトを使った「完熟ミニトマトのドレッシング」と長ネギを使った「ねぎ塩レモンのドレッシング」を発売した。ミニトマトの甘みやネギのうま味など、野菜そのままの味を濃縮した濃厚な仕上がりで、同町のふじさき食彩テラスなどで販売している。規格外の野菜を使うことでフードロス削減にもつなげていく。(稲葉智絵)
あさつゆファームは佐々木輝彦さん(47)、友美さん(44)夫妻が3年前から営んでおり、約30アールの畑にミニトマトやネギを中心に作付け。野菜は同テラスに出荷しているが、規格外品も多く、その活用方法に悩んでいたという。
そうした中、同町で「なかベジ」を営む農業仲間の中村渉さんが、町のふじさき産品育成開発育成支援事業を活用し、6年前に自家製野菜を使ったドレッシングを発売したことを知った。佐々木さん夫妻も挑戦しようと、2年ほど前に同事業を活用し、規格外品を使った商品の開発を始めた。
最初はご飯のお供などの開発に挑戦したものの、野菜が持つ本来の味を楽しんでもらいたいと、ドレッシングに変更。ネギは緑の色合いを重視するため、生のままミキサーにかけたペーストに、こしょうや両親が作付けしたニンニクなどのアクセントを加え、辛味が癖になる味に仕上げた。ミニトマトは子どもでも食べやすいように、トマトの甘さを生かした。商品を購入した友人によると、ねぎ塩レモンはギョウザや焼き肉のたれに、完熟ミニトマトは鍋のつけだれなどに合うという。
内容量200ミリリットルで価格は税込み540円。ふじさき食彩テラスで販売している。
【写真説明】自家製ミニトマトと長ネギを使ったドレッシングをPRする佐々木さん夫妻
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