食のイベントを展開する岡山市の任意団体「ネイバーキッチン」(杉本克敬代表)は、福祉事業所や学生の協力を得て、唐揚げ用のドレッシング「こっこやのたれ」を作った。ピリリと利いたワサビとユズの爽やかな風味が特長。表町商店街にある唐揚げ店「こっこ屋」(同市北区表町)などで販売している。
ワサビやゆず蜂蜜、しょうゆなどを混ぜた和風ベース。さっぱりとしていて、口の中の脂っこさをリセットできる。サラダとの相性も抜群という。
「こっこ屋」を運営する就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」(同所)のスタッフと以前から親しくしていた杉本代表。「食を通じて一緒に仕事ができれば」との思いから、福武教育文化振興財団(同市)の助成を受けて昨年5月から商品開発を始めた。
ドレッシングの開発は、こっこ屋のスタッフと専門学校・岡山ビジネスカレッジ(同市)の学生が担当。パッケージのデザインは同ファームで働くアーティスト水江加珠美さん(28)=赤磐市=と、中国デザイン専門学校(岡山市)の学生が共同で制作した。
今後、岡山東商業高(同市)の3年生が販売促進に協力。売れ行きをみながら販路拡大を目指す。杉本代表(44)は「スタッフや学生の感性を生かした商品に仕上がった。地域で長く愛されれば」と話す。
こっこやのたれは、杉本代表が営むカフェ「ぱんだこーひー」(同市)でも扱う。1本(200ミリリットル)850円。こっこ屋で唐揚げ定食(450円)を注文すると、50円の追加でトッピングできる。
からの記事と詳細 ( 唐揚げ用ドレッシング開発 岡山の任意団体、福祉事業所協力:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル )
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