埼玉県狭山市と所沢市でイタリアンレストラン「デルフィーノ」を経営する藤井大介さん(51)が、特産の狭山茶を使った冷凍ピザの販売を始めた。地域を盛り上げようと考案したピザで「地元の味を堪能してほしい」との思いを込めている。
薄くてパリパリした食感の生地に抹茶が練り込まれており、うっすらと緑色。狭山茶の独特のほろ苦さと香り、地元産の野菜やチーズのコクが重なってぜいたくな味わいに仕上がっている。抹茶は狭山で狭山茶を生産・販売する「宮野園」が卸している。
藤井さんは、約10年前に狭山茶の抹茶を生地に練り込むピザを考案。煎茶では緑色にならず、抹茶だけでは苦みが強すぎるため、隠し味に蜂蜜を加えたほか、生地が硬くならないようイースト菌を通常の2倍にするなど、試行錯誤を重ねた。狭山の店舗で提供してきたが、コロナ禍で外食需要が減少したため、家庭でも楽しめる冷凍品の販売を1日に始めた。
ピザ(直径約23センチ)は、水牛モッツァレラと季節の地元野菜、トリュフが入ったピザ(税込み1800円)と抹茶のマルゲリータ(同1400円)の2種類。所沢の観光情報物産館YOT―TOKOとオンラインで販売している。問い合わせはパスタ・デルフィーノ(04・2923・6618)へ。
からの記事と詳細 ( うっすら緑色でパリパリ、狭山茶使った冷凍ピザ…「地元の味を堪能して」 - 読売新聞オンライン )
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