野球に特化した生活を送りながらも、多彩な才能や趣味、特技、こだわりを持つ選手がいる。時間を有効活用しやすいオフは、ユニホームを脱いで好きなジャンルに没頭できる貴重な期間。年末インタビュー企画、題して「実は…○○マニアです」。日本ハム取材班が将来を担う若手たちの意外！？な素顔に迫る。最終回は万波中正（19）が「ピザ」を語る。
マニア企画のラストを飾るのは、「世界で一番好きな食べ物はピザ」と言い切る万波だ。母方の祖父が岡山でイタリアン・レストランを経営しており、物心ついた頃にはすでに大好物になっていた。
「最初に食べたのは祖父のところですね。シンプルなマルゲリータだったと思います。小学校に入ってからは夏休みと冬休みに毎回遊びに行って、食べていました。その時からすごい好きになりました」
もちろん、他にも好きな食べ物はあった。しかし、高校2年の冬に行ったダイエットをきっかけに、ピザが万波の好きな食べ物ランキング1位に躍り出た。
「ダイエットをしている中で、月に1回あるかないかの日だけ、何でも食べていい日をつくっていた。『さあ、きょうしか食べられないぞ』ってなったときに、ピザっていうのがどこからともなく、僕の中に出てきたんです」
ピザの魅力にとりつかれ、いつしか抜け出せなくなっていた。学生時代から強靱（きょうじん）な胃袋を持っており、食べる量も半端ではない。
「食べ放題とかに行って、むさぼり食っていました。腹がはち切れそうになって、呼吸が浅くなるくらいまで。高校野球の引退直後にはサイゼリヤで1回に6ホール食べた。それが人生最高記録です」
好きなメニューは数種類のチーズにハチミツをかけた「クワトロフォルマッジ」と定番の「マルゲリータ」
「チーズが大好きで、たっぷり載っているのが好き。甘い物も好きなので、クワトロフォルマッジは大好きと大好きの融合。小麦、ベーコン、オリーブオイル、たまにバジルのソースだったり、全部が好き。ピザには僕の好きが詰まっている。好きなものの集合体です」
プロ野球選手として食事には気を遣い、現在も体脂肪率は11～12％をキープしている。それでも、週に1度程度食べるピザが、万波の大事なエネルギー源だ。
「ピザは目の前にあるだけでテンションが上がるし、食べてて幸せになれるし、ポジティブなエネルギーをくれる食べ物」
ルーキーイヤーの今季はイースタン・リーグでチーム最多の14本塁打を放った未完の大器。来季も”ピザパワー”を体にまとい、特大アーチを量産してくれるだろう。 （近藤裕介）
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December 22, 2019 at 12:12PM
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【日本ハム○○マニアシリーズ】万波はピザ大好き！最高6枚平らげた！！（道新スポーツ） - Yahoo!ニュース
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